過去日記をAIに使う意味|本人らしさは語尾だけでは決まらない
本人らしさを、文章の流れまで見る
同じ絵文字を使っていても、いきなり予定から始まる文章と、日常の話から自然に案内へ移る文章では、読んだ印象が変わります。過去文を見るときは、どんな話から始まり、どう話題を切り替え、何で終わるかまで確認します。
POSTYの開発では、語尾、改行、文量に加え、書き出し・締め・場面ごとの構成を分けて考えています。ここで紹介するのは設計上の考え方で、すべての文体を完全に再現するという製品保証ではありません。
観察・傾向・推測・本人の希望を分ける
| 種類 | 例 | 扱い方 |
|---|---|---|
| 観察 | ある日記の最後に短い挨拶がある | その文章について分かったこと |
| 傾向 | 確認した複数の日記で似た締め方がある | 見た範囲の傾向として扱う |
| 推測 | 落ち着いた文章を好むのかもしれない | 本人の事実として確定しない |
| 本人の希望 | これからは絵文字を少なくしたい | 今後の書き方の指定として分ける |
一件の文章から性格を決めたり、昔の書き方を永久に本人の好みとしたりしないことが重要です。今の本人が望む書き方は、過去の多数派と違っても構いません。
場面の違う日記を混ぜすぎない
予定の案内、お礼、日常の雑談では、同じ人でも書き方が変わります。お礼文ばかりを参考にすると、普通の近況も毎回感謝で終わる、といったずれが起こり得ます。
まず、今回の目的に近い過去文を探します。文章の量を増やす前に、本人が書いたものか、今も参考にしたいものか、今回の場面に合うかを見ます。何件あれば十分かを一律には決めません。
元本人文・AI文・本人が直した文を区別する
自分が最初に書いた文章と、AIが生成した文章を同じ見本として混ぜると、どの表現を本人が選んだのか分かりにくくなります。AI文を直した場合も、何を残し、何を変えたかが分かると振り返れます。
手元で整理するなら「自分の原文」「AI下書き」「自分の修正版」と分けて保存する方法があります。保存しただけでサービスが学習するという意味ではありません。
良し悪しは、採用と修正で確かめる
「似ている気がする」だけでなく、そのまま使えたか、どこを修正したかを見ます。たとえば、毎回締めを直しているなら締め方、毎回時刻の位置を直しているなら情報順が課題です。
採用率や修正率を記録する場合は、何を一件と数えるか、軽い誤字修正を含めるかを先に決めます。このページはPOSTYの成果数値を示すものではなく、自分の確認基準を作るための説明です。
よくある質問
過去日記を大量に入れるほど本人らしくなりますか?
量だけでは判断できません。本人の原文か、場面が合うか、古い情報が混ざらないかが重要です。
普段は時刻を書かないのに、AIが毎回入れます。
情報が正しくても、構成として合わない場合があります。事実と文体の分離を使い、その情報を今回書く必要があるか考えます。